大きく期待できる将来性、また事業の安定性などが魅力!

ここまでマンション管理士の仕事のアウトラインを押さえてきました。

◎制度制定から、まだ10年ほどが経過しただけの若い資格であること。
◎仕事の依頼者(全国のマンション管理組合)が、その必要性にいよいよ気づき始めている重要な仕事であること。
◎マンション管理組合の方々と一緒になって問題解決へ向かう、コンサルタント業務であること。

などのことが、分かって頂けたのではないかと思います。
マンション管理士は、まさに今の時代が求めている仕事。歴史が浅くて前例がそれほどない、未知数なことが多いそのぶん、大きく開拓の余地のある資格・仕事であると言えるでしょう。
管理人はインターネットで、現役マンション管理士を対象にした心強いアンケートを見つけました。アンケートの問いの一つは、「マンション管理士として働く魅力は何ですか?」というものです。それに対する回答は以下の通りです。挑戦心あるみなさんなら、意欲を掻き立てられることでしょう!

1位 これから伸びていく仕事である
2位 取引先がつぶれる心配がない
3位 自分の裁量により仕事を調節できる

●永住の棲家マンションを、適正にメンテナンスする必要性

1位の「これから伸びていく仕事」ということついては、管理人もまったく同感です。理由は、すでにお話した日本のマンション事情(全500万戸の1/4以上が築20年を超えている)にあります。
少し危うい話にはなりますが、誰かが現実的に物事を考えリードしていかないと、お化け屋敷のようなマンションが街のあちらこちらに存在するような未来になってしまいます。多くの方にとって永住の棲家である我が家が、決してそんなことになってしまってはいけません。マンション管理組合で自主的になんとかしようとする努力も大切かもしれませんが、多くの組合は専門家の力を、マンション管理士の力を必要とするようになります。

●取引先が、半永久的に継続する!

マンション管理士にとってのお客様(顧客)とは、マンションの管理組合です。そこがほかの士業とも、また一般のサラリーマンとも大きく異なるところです。民間企業が相手の商売ではないですので、取引先がなくなることは決してありません。取引先が倒産しない!潰れない!のです。管理人にも、行政などのお役所と仕事をしているような安心感さえあります。顧問契約料として、一定最低限の報酬(携わった業務に応じてさらにプラスがあります)を、契約を結ぶ管理組合からいただけます。そしてそのことがどこまでもずっと継続します。独立開業者として、経営上これほど心強いことはないと思います。

●独立開業者だけが持つ自由裁量

このことは、開業型の士業にはみな共通することかもしれません。組織に縛られないで働ける自由の魅力を、長くサラリーマンをやってきた管理人は痛感しています。組織というのは不自由なもので、自分は右だと思っても、上司が左と言えば左を向かなければならないことも多々ありました。開業してからは、そうしたジレンマが一切ありません。すべて自分の自由裁量で決められます。そこに当然、自由と背中合わせの責任やリスクもあります。でも、そのようなすべてを自分で抱え何事かを決めるようになってから、自分の力で生きている実感を、本当に持てるようになった気がしています。